口演2-2

病棟における看護倫理への取り組み
〇花尻 晴美、堀越 真奈美、浅若 典子 中村 有貴、松本 則子
群馬県立がんセンター



【目的】看護倫理におけるレベルアップを図るために、看護倫理をチームの目標として、メンバー各々が自己目標を掲げ、組織化して取り組んだため、その内容と成果を報告する。
【研究方法】25名に対し、看護倫理に関する勉強会を計6回実施した。勉強会の内容は、看護倫理の概論、4分割表の活用方法、事例検討であった。時間は業務終了後の30分〜1時間程度とした。その都度、勉強会に関する理解度をアンケート調査し、集計した。アンケート調査は、個人が特定できないよう無記名とし、倫理的に配慮した。
【結果】参加人数は、平均7人であった。アンケート結果は、「内容の理解度」は平均8.6点、「今後役立つかどうか」については平均8.4点(10点満点)であった。また、今年度は、この取り組みによりチームメンバー全てがクリニカルラダーのレベル1をクリアできた。
【考察・結論】看護倫理をチームの目標として、組織化して取り組んだことで、病棟全体でのレベルアップに繋がったと考える。今後は、倫理的問題を看護計画に取り入れて、患者・家族に介入できるよう、更にレベルアップを目指していきたい。


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