一般演題 2
看護における緩和チームの関わりを通して
○中渾たけみ1)、清水純子1)、金子泉1)、黒岩知子1)、大沢雅美1)、大須賀信吉2)、白渾亜希2) ![]() 当院の緩和ケアチームは、昨年1月に発足して1年が経つ。今回、結婚を控えていた31歳の悪性軟部腫瘍の患者に関わる機会を得た。そして、告知、手術、化学療法、腫瘍栄養血管塞栓術、看取り、グリーフケアまでの一連の看護を通し、患者と患者の両親、婚約者との関わりの中でたくさんの学びを得ることができた。また、それにより生じた看護師の苦悩やつらさに対してスタッフケアを行い、スタッフへのサポートも実施できた。そして、チームとしての成長を感じることもできた。今回この事例を通し、その看護を振り返ることにより今後の当院におけるがん看護の指標にできればと考え、報告する。 プログラムへ戻る |