示説 3
群馬県内のがん看護の質向上を目指して
−研修会ニーズ調査の結果報告−

○清水裕子1)、石田和子2)、今井洋子3)、小和田美由紀4)、福島加代5)、廣瀬規代美1)
1)群馬県立県民健康科学大学
2)新潟県立看護大学
3)前橋赤十字病院
4)国立病院機構渋川医療センター
5)伊勢崎市民病院


この示説についての写真撮影を失念いたしました。
誠に申し訳ありません。

【はじめに】
 群馬がん看護研究会教育委員会では、群馬県内の看護の質向上を目指し、がん看護フォラムでの医療職者相談会やリレー・フォー・ライフでの患者一家族相談支援を中心に活動している。
今回、教育委員会の方向性と研修会等の教育活動の検討に向けて基礎資料を得る目的でニーズ調査を実施した。そこで、調査の結果及び今後の方向性を報告する。
【方法】
 平成28年11月に開催されたスキルアップセミナー参加者を対象に、「今後希望する研修内容」を主としたアンケート調査を実施し、質問項目毎に分析した。
【結果】

  1. 配布/回収:配布102部/回収72部(回収率70.6%)
  2. 会員/非会員:会員27名(37.5%)、非会員44名(61.1%)、無回答1名(1.4%)
  3. 希望する研修内容(上位5位):@倫理的問題「患者と家族の方針の不一致49名(68%)、A放射線療法「症状マネジメント」37名(51%)、B化学療法「在宅療養における支持療法」34名(47%)、C緩和ケア「終末期に起こりやすい症状とケア」34名(47%)、D放射線療法「放射線療法の実際と看護(外照射の看護)」33名(46%)
  4. 希望する研修時間:90分9名(13%)、半日51名(71%)、1日3名(4%)、その他1名(1%)、無回答8名(11%)
【今後の方向性】
 この結果をもとに、平成29年度以降の研修会等、教育活動の実施に向けて検討する。


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