県内のがんサロン活動事例を共有しよう
〜群馬県済生会前橋病院の場合〜


○関根奈光子 須田光明 高橋俊成 松浦雅人 望月裕子
群馬県済生会前橋病院

【はじめに】
昨年当院に『がんサロン』を開設した。がん患者や家族同士が病気のこと・病気以外のことを気軽に語り合える場として利用されている。
半年が経過した現在、活動上の課題も見えてきた。本発表では、当院のがんサロン活動について紹介する。県内のがん看護を考える場にてがんサロンの活動事例を共有することが、当院のがんサロン活動の助けとなるだけでなく、類似した課題に直面しながら活動を続けている県内他施設のがんサロン活動の参考になれば幸いである
【当院がんサロンの活動内容と課題】
下記内容における課題等含め詳細は発表時述べる。
[日時]偶数月第3金曜日15時〜16時
[参加者]当院に通院・入院中のがん患者・家族
[進行役]院内サロンかつ開設間もないため、現時点での進行役は医療者が務めている
[内容]参加者同士のフリートークを大切にしている
[広報]院内放送・ポスター・ホームページ・広報誌
[参加者の声]「経験談を聞けて励みになった」等
[改善に向けた取組]当日の雰囲気や医療者の動き・アンケート結果の振り返り
【おわりに】
がん患者や家族には、私達医療者が支えられない、がん患者・家族特有の、がん患者・家族同士でなければ支えられない部分があり、そういった所をがんサロンで支えて頂いているのではないかと思う。がん患者・家族が利用できる一つのリソースとして活用して頂きたい。また、医療者からのサポートだけでは補えないものをがんサロンは補っているのだということを医療者の方にはぜひ知って頂きたい

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